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2007年02月18日
講演会ー北川フラム氏

大地の芸術祭ー妻有トリアンナーレ 総合プロデュサー の北川フラムさんの講演会に行ってきました.。

90分間止まる事がない話にずーと引き込まれました。昨年知人に是非行ってみませんか?と誘われていたけどタイミングが合わず行けなくてとても残念だったのです。
鳥肌が立ちました。こんなにすごいアートの町おこしだったのかと・・そしてなんともいえず良いのは地元のお年寄りが「元気」になったこと。これにつきるという事がすごいです。2000回を超える地元との交渉会議も含めてこのプロジェクトのすごさを知りました。世界中のアーティストが裏日本の過疎の豪雪農村に集結して創作活動を行った。。詳しくはこちらのサイトをご覧下さい.(http://www.echigo-tsumari.jp/about/index.html)北川フラム(http://blog.goo.ne.jp/echigotsumari/)昨日の講演会で一部紹介された一枚目の写真の作品はイリヤ&エミリヤ・カバコフ(ロシア) Ilya&Emilia Kabakov ■作品 棚田 The Rice Field (作品番号:249)
この作品は手前の 詩を背景の風景、そして黄色・青色の彫刻作品を重ねて望むという作品なのです。伝統的な稲作の情景を詠んだテキストと、対岸の棚田に農作業をする人々の姿をかたどった彫刻を配置。すごい迫力を感じました。現地へ行って生きているうちにこの作品を是非見てこなければ。というような情熱が写真から伝わってきたのです。北川氏のエピソードでこの棚田の持ち主の老人は2000年でもう足腰が弱っていたこともあり農業を辞めようと決心した時にこのアートパフォーマンスを持ちかけられた。了承してもらうためにカバコフ氏は何度も手紙を書いたという事です.そしてこの芸術祭の後 老人は昨年まで稲作を続けたと・・・。。すばらしいお話のあと、「灯明祭り」開催中のにぎやかな通りを歩いて帰りました。人を突き動かすエネルギーを、自分たちのまちにおこす事は必ずできると信じられました。
ー北川フラムさんお話から 以下引用
第1回の「大地の芸術祭」を含む、この6年間の作業の中で以下のことがわかってきました。20世紀は都市の時代でしたが、都市の発展だけではこの国も世界もあやうくなってきたこと、自然と深く結びついてきた地域の固有性を見直し、地域と都市の交換が大切なこと、地域と世代、ジャンルをこえた交流と「協働作業」の大切さでした。「人間は自然に内包される」のテーマのもと「都市と地域の交換」をより進めていきたいと思います。 アートは古くから、自然と人間を繋ぐものとして機能してきました。さらにアートは人と人を繋ぎます。夏の妻有にいらして歩いて、感じてください。
2007年02月02日
住宅設計
先週の週末ASJ長野スタジオのイベントに出席し、住宅の相談を受けました。
住宅という「人の棲む場所」の空間づくりの難しさを改めて噛みしめています。建て主さんたちは、希望や夢は計り知れなくあり、私はできるだけその要望を叶えてあげられる空間を提案する。そしてハード・ソフトともにバランスの良い設計を予算の中で組み立てる。いつも私は最初にまず、敷地図面の上、左側に条件を、そして右には施主の希望を箇条書きに書き出します。その間の部分に「テーマ」を考えるのです。この住宅の核になるテーマを長い時間をかけて考えます。施主の要望の背景も考えます。それは建て主さんの年齢によって違ってくるのですが・・最近子育てが終って第二の人生を考える機会に老後のバリアフリーを踏まえた住宅改修または改築相談も多いこともあってなのです。今までの人生はどんな日々だったのだろうという事をできるだけお聴きして、これからの人生により幅がでるライフワークの拠点になる住宅を提案したいと思っています。とくに最近悩むのは、温熱環境のシステムのセレクトも重大な住宅環境のテーマだと思ってます。竣工して引き渡しをしたあと、満期検査で御宅に伺う時は、いつも自分の設計が合格だったのか?ということもあわせて自分の検証になるのでけっこう心臓がばくばくしたりするのです。自分の考え以上に充実した人生を送られている建て主さんに会えることを自分で楽しみになるくらい今後も日々仕事を楽しく励みたいと思います。^^:










