2007年04月21日
プレゼンテーション
半年に一度くらいプレゼンテーションや講演を依頼されて人様の前で話をする機会があります。もう4年ぐらい前からそういう時は必ずプレゼンテーションソフトを使って話すことが当たり前?みたいになってきていました。私は、10分〜60分ぐらいの話に使用しているのですが・・画像の中に写真やグラフ・表などを入れるだけではポイントが見えにくいと思い「文字」もそこに入れていくとなんだか幕の内弁当みたいにごちゃごちゃになってきます。それを整理してレイアウトをきちんとして・・なんてやっているうちに画面はどんどん小さくなってしまうのです。
この文字の大きさでは会場のどこまで見えるのかな?と考えるようになってしまいました。その昔OHPやスライドを使っていた時代とははるかに作業も楽で簡単に凝ったものが作れる事に喜んでいたのですが・・・これは本末転倒かもしれないと最近思い始めました。
見栄えがして写真も画像も盛りだくさん、てんこもりになればなるほど実は「コンセプト」がブレてくるという事なのです。
自分はこの場で何を話したいのか?ということが後回しになっている。作業が楽でゴージャスになればなるほど肝心の「能書き」がどこかにいってしまう。そして実は一番時間をかけて頭をひねって考えなければ成らない事は、「自分は何を柱にやってきたのか」ということに尽きる事を改めて考えました。知らずしらず便利で優れたパソコンソフトの御陰で私はどんどん手や頭を使ってものを考える作業から遠ざかってしまっているのかもしれないです。
仕事も全く同じで、依頼が増えると作業に追われます。時間や金銭の制約がある中で「小手先」のような内容で見栄えだけで勝負してしまう仕事になってきていないか?と仕事の事もあわせて振り返りました。
ものを創り出す仕事は、今も昔も変わる事なく一番大切な事は核になる『コンセプト』なんだと。ここがブレるとある程度までは進めても壁にぶつかった時に自分が崩れてしまう。という当たり前なのに忘れていた事を痛感する出来事が最近ありました。
投稿者 kume : 2007年04月21日 23:04










